2026/04/25 整備
お世話になっております。整備の新井田です。
本日はBMWのメンテナンスにおいて、最もご依頼の多い内容の一つ、「エンジンオイル漏れ」の修理をご紹介します。
今回作業させていただいたのは、BMWの直列6気筒エンジン。
診断の結果、漏れの原因は以下の2箇所でした。
シリンダーヘッドカバー(タペットカバー)本体
オイルエレメント(フィルター)ハウジングガスケット
まずはヘッドカバーの作業から。
BMWの6気筒エンジンは奥に長いため、ワイパー周りのカウルパネルや多数の補機類を慎重に取り外してアクセスします。

画像は、古いヘッドカバーを取り外した直後の様子です。
実は、近年のBMWのヘッドカバーは樹脂(プラスチック)でできています。この樹脂が経年劣化とエンジンの熱によって硬化し、目に見えないほどの「クラック(ひび割れ)」が入ってしまうのです。
「ガスケット(ゴムパッキン)だけ交換すれば直るのでは?」と思われるかもしれません。しかし、樹脂製カバー自体が歪んだり、クラックが入っている場合、ガスケットだけを新品にしても、またすぐに漏れが再発してしまいます。
そのため、レガリアでは、ある程度の年数・距離が経過したお車や、樹脂の劣化が激しい場合は、「ヘッドカバーごと新品に交換する」ことを強く推奨しており、今回も本体ごとASSY交換させていただきました。
これにより、今後の再発リスクを大幅に抑えることができます。
続いて、もう一つの定番ポイント、オイルエレメントハウジングのガスケット交換です。

こちらもBMWでは非常に多い漏れポイントです。
ここから漏れたオイルが、その下にあるベルトやオルタネーター(発電機)に付着すると、ベルトの滑りや断裂、電装系の故障といった二次被害を招く恐れがあります。
今回は、ハウジングを一度取り外し、接地面を完璧に清掃・脱脂した上で、新しいガスケットにて組み付けました。
最後にエンジンルームを丁寧に洗浄し、漏れが完全に止まったことを確認して作業完了です。これで安心してお乗りいただけます!
レガリアでは輸入車専門店の強みを生かし、純正&社外品を使い分け「ローコスト&ハイクオリティ修理」を実現させています。またMB専用「DAS診断機」Audi、VW専用「VAS診断機」を用いて正確な診断を行っております。
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